夜に爪切らないで。死に目に会えへんようになるやろ。by母
みなさん迷信って信じますか?
私は信じているわけではありませんが、タイトルの「夜に爪を切る」という行為は一切しません。どんなに爪が伸びてしまっていてもです。
私の母は特に色々と母ルール(迷信)を持っており、小さい頃はよく、あれしなさい、これしなさい、これやめなさい、などと言われた記憶があります。
大人になった今、あぁ、あの時言ってたのに意味あったんやなぁというのもあります。
これは、私が母ルールで好きなランキング1位なんですが、
雷鳴ったら雷様におへそ取られるから隠しなさい!(シャツをズボンの中に入れなさい。)
です。恐らくですが、雷が鳴る→雨が降る→気温が下がる。そのためお腹を冷やさないよう防寒するためだろうと推測しています。なんと優しい迷信。ありがとう。
一方で現在も変わらず意味の分かっていないものもあります。
朝:(母)あ、蜘蛛いるな。そっとしとこか。
夜:(母)あ、蜘蛛や!放り出せっ!
なんで?
また、
(私)ささくれ痛いー。
(母)あんたなんか親不孝したやろ。
また、
(高校生くらい私)部屋模様替えしよ。
(母)あんたそれ北枕やし布団の位置変えて。
また、
(私)ごちそうさま。ゴロン
(母)あんた牛なんで。
もちろん母も本気で言っていた訳ではありませんし、私もたいして聞いていなかったので、今となっては母ルールはあまり覚えていません。
ですが、一人暮らしをするようになり、親元を離れてからですか、特に爪切りの件だけ思い出すようになり、なんとなく今もこのルールだけは守ってます。
これからもこれは守ろうと思っていますが、この迷信にどんな言い伝えがあるのか、少し気になったので調べてみました。
夜に爪を切ってはいけない理由(諸説あり)
1. 環境の違い説
昔は今ほど充分な照明がなく、暗かった。また、爪切りもただの刃物だったようで単純に危険。
2.言葉遊び説
よる に つめ という事で、世詰め(早死に)もしくは、夜詰め(夜勤)に似ている。
ここから、親より早死にする。もしくは、
(昔の夜勤仕事は欠勤が出来ないため)親の死に目にあえない。など迷信が発生したらしい
3.スピリチュアル説
爪も体の一部。暗闇で粗末に扱ってはいけない。
なるほど。どんなものにも理由はあるという事ですね。
個人的に面白かったので、また気になる迷信があれば調べてみます。