ふらはな

30代サラリーマン。特にテーマはありません。日々の気になったことを中心に記事を書かせていただいています。

緑茶・ウーロン茶・紅茶は全て同じ葉っぱなの?カフェインの話も。

 

「カメリアシネンシス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

これは、お茶の樹の学名なのですが、緑茶もウーロン茶も紅茶も全て、このカメリアシネンシスの葉っぱから出来ているそうなんです。

 

「京都和束の茶畑」の写真

 

確かに、以前どこかで「お茶って色々あるけど、全部同じ葉っぱから出来てるって知ってたー?」と聞いたことがあったような気はしますが、全然味が違うじゃないかー!と全く意に介していませんでした。

しかし、最近お茶について考える機会がありましたので、これを機に調べてみることにしました。

 

同じ茶葉だが発酵度合いが違う

 

まずは、緑茶・ウーロン茶・紅茶は全て同じ茶葉なのか?ということですが、事実でした。

紅茶に適している茶樹や、緑茶に適している茶樹など品種はあるようですが、同じお茶の樹から出来ています。

 

では、なぜあんなに、色、味、香りが違うのでしょうか?

答えは、発酵度合いが違うからです。

 

茶葉は発酵が進むにつれて、成分のカテキンが酸化し、赤くなっていくそうです。 

そのため、完全に茶葉を発酵させた紅茶は赤く、発酵をさせていない緑茶が緑になるようです。

 

以下、茶葉の発酵の度合いです。

不発酵茶:緑茶

半発酵茶:ウーロン茶

完全発酵茶:紅茶

 「紅茶のティーポット」の写真

 

それでは、麦茶はどうなんだろうか?

色的には、ウーロン茶に近いから、半発酵なのだろうか?

いいえ、麦茶は、大麦の種子を煎じて作られているおり、茶葉は使用していません。

つまり麦茶は上記3つとは血が繋がっていない他人ということです。

 

そのため、麦茶には、茶葉由来のカフェインが入っていないんです。

 

ちなみに、カフェインというのは、個人的に重要な成分なので、以下ではカフェインレスのお茶をまとめました。

 

カフェインレスのお茶

 

カフェインは、脳を刺激し、眠気防止などには有用とされていますが、「子供の脳の発育を邪魔する可能性がある。」また「妊娠中のカフェイン摂取は流産の可能性が高まったり、赤ちゃんの発育不良につながる可能性がある。」と指摘されています。 

 

そのため、妊娠中の方や、子供は避けたほうが良いとされています。

そして、私も2020年から、カフェインを避けています。

なぜなら、カフェイン過敏症かなー。という疑いがあるためです。そのため、カフェインレスのお茶については以前調べておりますので、共有させていただきます。

 

もし、私と同じようにカフェイン過敏症の方がいらっしゃったら、下記参考にして下さい。

 

・麦茶

ルイボスティー

・そば茶

黒豆茶

 

コンビニ等でも簡単に手に入るという意味では、やはり麦茶がオススメですね。 

そして注意いただきたい、カフェインの含有量も調べてみました。

 

100ml中のカフェイン含有量ランキング

 

それでは、100ml中に含まれるカフェイン量です。 

1. 玉露:160mg

2. コーヒー:60mg

3. 紅茶:30mg

4. 煎茶:20mg

4. ほうじ茶:20mg

4. ウーロン茶:20mg

5. 番茶:10mg

5. 玄米茶:10mg

5. コーラ:10mg

 

参考:https://www.fpa.or.jp/library/kusuriQA/50.pdf

 

今回はお茶だけではなく、コーヒーとコーラもランキングに含めましたがいかがでしょうか。

玉露がダントツに多いですが、やはりコーヒーも多めですね。

 

「リフレクションしそうなブラックコーヒー」の写真 

 

カフェイン摂取に不安のある方は、上記のものは避けるのが1番良いですが、もしこの中からどれかを飲む場合は、番茶や玄米茶が良さそうです。

 

おわりに

 

人によって、カフェイン摂取後の不調の症状が違うと思いますが、私の場合は、めまいや、強烈な不安感を発症する時があります。

 

アレルギー科の病院に相談にも行きましたが、カフェインアレルギーを診断する方法はないと言われたため、完全に自己申告ですし、自己防衛が大切です。 

 

そのため、味や色、香りは違えど、同じ茶葉が使用されている、緑茶・ウーロン茶・紅茶にはもれなく、茶葉由来のカフェインが入っているというのをご理解の上、是非ご注意いただきたいと思います。

 

また、私はカフェインダメなのかな?と自覚してから色々な方にこの件を話しましたが、意外と兄弟にいるよ。とか、知り合いにもいるよ。と言ってくださる方が多くて驚きました。

 

カフェインが合わない体質の方、意外と多いかもしれませんので、これまで自覚症状がなくても、もし慢性的に体の不調がある方は一度カフェインを控えてみてはいかがでしょうか?

もしかすると、カフェインが原因かもしれませんよ。

 

 

それでは、最後までお読みいただき有難うございました。