ふらはな

30代サラリーマン。特にテーマはありません。日々の気になったことを中心に記事を書かせていただいています。

切腹最中って本当に詫びの品として持って行ってもいいの?

 

先日、噂に聞いておりました「切腹最中」を頂きました。

直接私が受け取った訳ではありませんが、詫びの品として頂いたものだったようです。

本当に詫びの品として持ってくる方がいるんだ!!と思い少し笑ってしまいました。

f:id:rakihana:20201028144021j:image

 

それにしても、すごい名前ですよね。。

 

由来

 

切腹最中」とは、東京は港区は新橋にあります、新生堂さんの商品です。

由来は新生堂さんのホームページを参照させて頂きました。

 

忠臣蔵の起こりとなった浅野内匠頭がお預けになり切腹された田村屋敷跡にあり忠臣蔵にまつわる数々の語りぐさがこの菓子を通じて、皆様の口の端にのぼればという思いを込めた商品です。

www.shinshodoh.co.jp

 

 

なんとも物騒な商品名は、新橋という土地からの由来だったんですね。

播州赤穂藩の藩主、浅野内匠頭が恨みを持っていた吉良上野介に切りかかったものの仕留め損ねたために、居合わせたものに取り押さえられ、その日に切腹になってしまった。新橋はこの忠臣蔵にまつわる土地)

 

私はてっきり詫びに伺う時用の商品だと思っておりましたが、全然違いました。

 

詫びの品としてだけではなく、腹を割って話そう!という意味で上司が部下に渡したり

同じく、なんでも腹を割って話せる家庭にします!という意味で結婚式の引菓子に使われる事もあるそうです。

 

なるほど、なんならよく聞く詫びの品としてよりもこちらの方が正しい使い方のような気がしますね。。

 

実際詫びの品として持参してもいいのか?

 

同僚の取引先様がミスをしたそうで、その詫びの品として頂戴した「切腹最中」。

こんな洒落のきいた品を実際に詫びの品として持参してもいいの?

 

個人的には、取引先様との関係性。そしてミスの内容次第では、アリです。

 

実際、これを直接もらった同僚は笑ってました。

(後で聞いたところによると、先方様のミスは大したものではなかったようで、実際に損失などは出ていなかったようです。)

 

色々調べてみたところ、詫びの品として東京中のサラリーマンが「切腹最中」を求めにやってくるというような記事もありましたが、大きいミスをした場合は絶対にやめてくださいね!

 

分かっていると思いますが、相手との関係性があってこその洒落です。

 

新人の方とか記事を鵜呑みにして、大損害を与えた取引先様にこんなん持って言ったら出入り禁止になっちゃいますよ!

「「大変申し訳ございませんでした」と土下座するビジネスマン」の写真[モデル:大川竜弥]

 

個人的な感覚としては、始末書を書くレベルなら不可。それ以外なら洒落として持参可。です。

 

最後になりますが、味はとても美味しい最中でした。

是非詫びの品として使うのではなく、普通に美味しく頂くのが1番だと思います。

 

また、サラリーマンの皆様、この最中を詫びの品として買いに行かないようにお互い頑張りましょうね!!

 

 

それでは、最後までお読み頂き有難うございました。