箱根ゴールデンルートを満喫するためのポイント!
なかなか旅行に行けないこのご時世。
テレビで秋の箱根特集を見るたびに一年前に行った箱根に思いを馳せておりましたが、次回行く際の忘備録を兼ねて、箱根ゴールデンルートを紹介させていただきたいと思います!
一つの記事で完結させるつもりでしたが、箱根フリーパスの詳細を書いているだけで長くなってしまったので、記事を分けさせていただいております。
宿は箱根湯本周辺がオススメ!
日帰りでも十分楽しめるのが箱根ですが、ゴールデンルートと呼ばれるコースはちょっと疲れちゃうので、一泊してゆっくり温泉に浸かるのがベストかと思われます。
そこで、宿ですが個人的には箱根湯本周辺で取るのがオススメです!
理由としては、大きく2つあります。
・交通の便が良い。(起点となっている事が多い)
・箱根湯本駅周辺がそもそも楽しい
後述しますが、ゴールデンルートをとる場合、箱根湯本をスタートして箱根をぐるりと一周して箱根湯本に帰ってきます。
一周する頃には割と疲れが出ているので、すぐに宿に帰れるというのがメリットです。
また、箱根湯本駅周辺は非常に賑わっており、蕎麦、蒲鉾、和菓子系など人気店があり、そもそも楽しい場所です。
コンビニもありますので、夜にもう少し飲み直したい時、何か忘れ物に気付いた時にも大変便利です。
箱根ゴールデンルートとは?
さっきから書いているゴールデンルートとは、そもそも何?という事なのですが、箱根の主たる人気スポットをぐるっと回るルートのことです。
以下、簡単にまとめました。
1. 箱根湯本→強羅(箱根登山鉄道):40分ほど
2. 強羅→早雲山(箱根登山鉄道ケーブルカー):10分ほど
移動時間、長くないですか?
これに加え、各乗り物に乗る際には並びますし、純粋な移動だけでも3〜4時間ほどは掛かります。
すでにお伝えした通り、この一周は割と疲れます。
観光や食事の時間を含めると、6時間は掛かります。
それでも!これは非常に見所のあるルートなので、やはりこのルートがやはりオススメだと言わずにいられません!
おもしろスポット1 箱根登山鉄道+箱根登山鉄道ケーブルカー
箱根は移動がもはやエンターテイメントです。
大涌谷を目指しているだけなのですが、道中が面白いです。
まずは、箱根登山鉄道。
標高1044mの大涌谷を目指し、山をガンガン登っていきます。
真っ直ぐ山を登るには勾配が強すぎるため、ジグザグに登ります。
これはスイッチバックと呼ばれ、スイッチバックの度に先頭車両が入れ替わるイメージです。
普段の電車ではなかなかあり得ない角度で電車が進行していくのでとても楽しいです。
また、途中途中の景色も素晴らしいです。
景色をしっかり楽しみたい場合は、(箱根湯本から乗る場合)進行方向の左側座席に座る方が良い景色が見られます。
どんどん上がっていく標高を実感でき、大変楽しめると思います!
(反対に言えば、高いところが苦手な方は右側に座ることをオススメします。)
また、強羅に到着してからは箱根ケーブルカーに乗り換えることになります。
こちらの乗車時間は短いですが、途中駅に停車するたび、大丈夫?落ちない?と心配になるくらいの角度で山を登っていきます。
こちらも滅多に味わえない角度ですので、是非楽しんでください。
おもしろスポット2 箱根ロープウェイ
箱根ロープウェイは、おもしろスポットとして感じれる人と、感じられない人がいると思います。
高いところが苦手な方はなるべく避けた方が良いと思います。。
私は高いところが苦手なのですが、びっくりするくらい怖かったです。
ロープウェイに乗っている時間は8分ですが、とにかく長く感じました。
さらにロープウェイ乗車途中、強烈な硫黄臭も襲ってきます。
ロープウェイ乗車前にこの硫黄臭の対策として、おしぼりのほうなものを渡されますし、ロープウェイ車内には酸素も用意されています。
また、下記の方は乗車を控えるよう注意書きもあります。
・アレルギー性ぜん息の方
・気管支疾患の方
・呼吸器(肺)疾患の方
・心臓疾患の方
・心臓ペースメーカーを装着している方
・体調不良の方
私がこんな書き方をしていると、ただ危ないだけと思われると思いますが、このロープウェイにはとんでもない絶景があります。
私は怖すぎて写真が撮れませんでしたが、震えながらも眼下に広がる絶景をみて、少なからず感動しました。
同行者は割と高いところが平気な方ですので、この絶景を大変楽しんでいました。
怖いところが平気な方は、かなり楽しめると思います!
また、高いところが苦手な方は大涌谷諦めろってことかよ!とご指摘があるかもしれません。
詳しくは後述しますが、そんな方でも逆ルートから攻めれば、きっと大丈夫です!
おもしろスポット3 大涌谷
ここまでたどり着けば、もう怖いものなしです!
ロープウェイでは子犬のように震えていた私もテンション上がりまくりでした。
なにより、景色がすごい。地球を感じれます。
これだけで、頑張って来て良かったと思います。
あとは大定番の黒卵、黒ソフトクリームなど楽しんでください。
また、個人的にはここで昼食にするのがオススメです。
まぁ標高1044mで食べたからといって、美味しくなるわけではないのですが、絶景を見ながらの食事は、非日常を味わうという旅行の醍醐味を十分に叶えてくれます。
ちなみに、大涌谷から桃源台に向かうロープウェイは楽勝です!
山を下るルートだというのもありますが、早雲山からの登りルートに比べると、こちらの方が地面までの距離が短いため、そこまでの恐怖感はなく、むしろ気持ちいいぐらいでした。
早雲山ルートをクリアしたあなたであれば、何も怖いくないです。
また、上記で少し触れましたが、高いところが苦手な方は、逆ルートで大涌谷を目指すことをオススメします!
桃源台から大涌谷行きのロープウェイに乗ればいいのです。
地面までの距離が、早雲山から大涌谷ルートに比べ近いため、なんとか耐えられると思います。
でも下りは結局、大涌谷から早雲山乗らないとダメだろ!という方は最悪、大涌谷から桃源台ルートで引き返してください!どうしてもダメなものはダメです。
しかし、上りルートはどんどん標高が上がって行くので恐怖感がどんどん増幅されていきますが、下りになるとどんどん標高が下がって来ます。
それだけで、気持ちが全然違いますので、もし行けるかも。。と感じた方は是非挑戦してみて下さい!
おもしろスポット4 箱根海賊船
山を降りた後は海賊船に乗車し、芦ノ湖を縦断して箱根神社がある元箱根港を目指します。
オススメは、特別船室に乗っていただくことです!
箱根フリーパスを持っていれば、一人400円で特別船室に乗車することが出来ます。
特別船室の何がいいか。
ポイントは2つあります。
一つは、先に乗船が出来ることです。
先述の通り、箱根は移動が多く、乗り換え多いです。
また、それぞれ乗り物に乗る際には、そこそこ並びます。
特に行楽シーズンはその待ち時間が長くなります。
そのため、この時点で結構疲れがきてます。
さっと乗り込んでゆっくり座ってください。
二つ目は、絶景を味わうには特別船室の方がいいからです。
当然、一般船室でも絶景を味わえますが、特別船室の方が圧倒的にオススメです。
なぜなら、一般船室は船の後ろ側に、特別船室は船の前側に位置しているからです。
つまり特別船室に乗れば、タイタニックごっこが出来るということです。
絶景の芦ノ湖とグイグイと推進していく船の先頭に立てるのがどんなに気持ちいいか。。。
箱根で一番感動したかもしれません。
これは特別船室に乗らなければ、味わえない経験です!
おもしろスポット5 箱根神社
有名な鳥居がある神社で、写真を見たことがある方も多くいらっしゃるかと思います。
それがこちらです。
(もっといい写真があったのですが、ここは人が多くて、どうしても人が写り込んでいる写真ばっかりだったので、この写真にしました。。)
ちなみに鳥居の下、赤丸で潰しているところで、ソロショットが撮れるのですが、ここで撮るには
行列に並ばなくてはいけません。
私は並ばなかったので、実際どれぐらい並ぶかは申し訳ありませんが分かりません。。
非常に美しい景色でしたので、並ぶ価値はあると思います!
終わりに
箱根神社を堪能したあとは、箱根登山バスで元箱根港から箱根湯本に戻ってください。
35分ほどで箱根湯本に戻れます!
箱根湯本に戻ったあとは、宿にチェックインしてゆっくりするなり、食べ歩きに出かけるなり、お好きなように過ごしていただければと思います!
また、高いところが苦手な方は大涌谷に行くのにハードルが高いということをお伝えさせていただきましたが、大涌谷に行けなくても、箱根は十分に楽しめます。
例えば、箱根湯本からバスで 仙谷高原に行ってみてはいかがでしょうか?
30分ほどでこの景色に出会えます。
今回はゴールデンルートということで記事にしましたので、詳細は省かせていただきますが、大変に美しい景色で、大変に感動しました。
また、その他美術館もありますし、温泉もあります。
色々な楽しみ方が出来るのが箱根です。
あぁ、なんの気兼ねもなく旅行に行けるような世の中に、1日でも早くなってほしいものですね。
それでは、最後までお読みいただき有難うございました。