自分好みのカレーが作れるようになるオススメの一冊!!
先日スパイスカレー作りが趣味だと記事にさせていただきましたが、カレー作りにハマるにあたり、ネット・本で情報を読み漁りました。
その中で、とても参考になった本を今回は紹介させていただきます。
もし、カレー作りに興味があれば、是非参考にしてみて下さい!
これ1冊あれば、好みのカレーが作れるようになります!
スパイスカレーを作る/著:水野仁輔
スパイスの配合が非常に分かりやすい!
まずスパイスカレー作りを始める上で、気になるのはやはり、「スパイスの配合」ではないでしょうか?
初めて作る方であれば、基本の4種類のスパイスを押さえておけばOKなのですが、何度か作るとやはり、自分の好みでスパイスを配合していきたいという欲が出てきます。
※基本の4種類のスパイスとは?
レッドチリ
クミン
その時、全く知らない状態で、勘だけでスパイスを加えても、正直あまり美味しくはなりません。
そもそも、スパイスに馴染みのある方は少ないと思います。
スーパーで簡単にスパイスは手に入るものの、何から買えばいいのか分かりませんよね?
そんな時に、さわやか系なのか、奥深い系のカレーに適したスパイスなのか分かるだけでも全然違います。
本書では、スパイスのブレンドは、フィーリングでOKとしているものの、簡単な目安が書かれているため、大変参考になります。
さらに、本書の素晴らしいところは、1軍のスパイス・2軍のスパイス・3軍のスパイスと分けられており、それぞれの分量の目安が書かれていることです。
この目安の何がいいのか?
この目安があることで、フィーリングでスパイスを入れることが可能になります!
どういうことか説明させていただきます。
失敗しないスパイスカレーの基本
・スパイスカレーに使うスパイスは4人分で総数小さじ8
・本書ではスパイスごとに小さじ1/2〜小さじ4まで使える量の一覧表がある
つまり、本書の通りのそれぞれのスパイスの分量さえ間違わなければ、総数小さじ8まで好きな香りのものを入れてもいいんです!
これでだいぶオリジナリティのある自分好みのカレーが作れる上に、大きな失敗はしません。
以上のルールを参考に私も何度もカレーを作りましたが、どれも大きな失敗はありませんでした。
私は、この一覧表が見れるだけでも本書は買いだと思っています!
スパイスカレー作りにおける、玉ねぎの加熱についての解説の丁寧さが他の追随を許さない
何度かカレー作りをしている間に疑問に思うはずです。
「なんのために、こんなに時間をかけて玉ねぎの水分を飛ばしているんだろう」
本書はこの疑問にかなり丁寧に解説されています!
玉ねぎの加熱の方法による味の違いが理論的に記されており、カレー作りにおける意識が随分と変わってきます。
本書では「もしあなたが、カレーを作る時に何も考えず玉ねぎを買いに行き、なんとなくみじん切りにし、理由も知らずに炒め始めているとしたら、その全ての行為を悔い改めるべきだ。」とまで書かれて書かれています。
それくらい、玉ねぎの加熱は大事な工程だということです。
終わりに
上記以外にも、道具から隠し味までカレー作りに必要な情報がこの1冊に網羅されています。
「これから、スパイスカレーを作ってみたい。」
「何度かスパイスカレーを作ったけど、もっとオリジナリティのあるものを作りたい」
という方には、大変オススメの一冊です!
私はカレーを作る度にスパイスの配合をメモするようにしており、個人的に「これは、なかなかっ」という配合をいくつか見つけましたので、そちらも今後公開させていただければと思います。
それでは最後までお読みいただき、有難うございました。