ふらはな

30代サラリーマン。特にテーマはありません。日々の気になったことを中心に記事を書かせていただいています。

空気の力で雨を防ぐ?惜しくも実現出来なかった未来の傘

 

東京は雨の日が続いていますね。

洗濯も溜まりに溜まってうんざりです。

 

最近は傘の使用頻度が高いせいか、使用している折り畳み傘が非常に臭くなりまして、もう使えないかな、、ということで傘を探していたところ、衝撃的な傘を発見しました。

 

と、いいましても残念ながら、実際に発売は出来なかったようです。

 

 ビニール傘が登場したのは、1958年だと言われています。

60年以上も大きく変わっていないということで、今の傘の形が割と完成系に近いということなのかもしれませんが、いつか、このような未来の傘が完成することを期待して、本日はこちらを紹介をさせていただきます。

 

Air Umbrella』

2014年に、Kickstarterというクラウドファンディングサイトに登場。

その名の通り、空気の力で雨を吹き飛ばすというアイデアがうけ、目標募集額1万ドルに対し、10万ドルを集めることに成功。

2015年12月までには、製品を出資者に届ける予定だったものの、1年以上経っても製品化出来ず、結局、出資者に返金し開発を断念。

 

以上が、登場からの流れだったようです。

2014年当時日本でも話題になったらしいので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ちなみにKickstarterのページに載っていたAir Umbrellaの写真がこちら。

air umbrella-b

これが傘なんて、ロマンがありすぎる。。

 

ちなみにAir Umbrellaは、北京大学、南京大学で航空宇宙学を専攻している中国のチームが開発をしていたそうです。そんな秀才たちでも実現出来なかったということは、まだまだ現行モデルの傘にお世話になるんだろうなぁ。という印象です。

 

ちなみに、もし製品化がされていた場合は、下記3タイプが存在したようです。

・女性向けモデル(長さ30cm/重さ500g/持続時間15分)

・男性向けモデル(長さ50cm/重さ800g/持続時間30分)

・長さを調整できる男女兼用モデル(長さ50cm〜80cm/重さ800g/30分)

持続時間短すぎるし、重いなぁ。

(コンビニで買えるビニール傘は約400g)

 

また、仕組みは下記のように紹介されていました。

schematic diagram

 

うーん、本当に秀才チームだったのか、、?と思わずにはいられないシンプル設計で驚きました。ちなみにこの青いパーツは見る限り、只のファンでした。

 手持ちの扇風機の親分みたいなイメージなのかなー。これじゃあ難しいやろぉ。

 

 

とはいえ、やはり濡れない傘というのは大きな魅力があり、また今の傘の形がどうしてもベストだとは思えないので、なんとかリベンジ開発して欲しいですね。

 

あ、新しい傘何買おう。。